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2013 年度 実績報告書

大学生の職業的資質形成の構造変容に関する比較縦断的研究―専門学修と就労経験の役割

研究課題

研究課題/領域番号 25285229
研究種目

基盤研究(B)

研究機関名古屋大学

研究代表者

寺田 盛紀  名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (80197805)

研究分担者 新谷 康浩  横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (10345465)
坂本 將暢  愛知工業大学, 工学部, 准教授 (20536487)
清水 和秋  関西大学, 社会学部, 教授 (40140248)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード大学生の職業的資質 / 比較縦断的研究 / 専門学修 / 就労経験 / 国際研究者交流 / 国際情報交換
研究概要

1.本研究は、平成21年度から23年度の間に行った、6か国における高校生の職業選択・職業観形成の変化及びその教育文化的要因に関する比較縦断研究(基盤研究B)を踏まえ、追跡可能な卒業生を含めて、一般総合大学生と専門・職業大学生の職業選択や職業観の形成過程だけでなく、彼らの職業的能力の獲得過程にも焦点をあて、それらトータルな職業的資質形成過程の内部関連構造の変容を専門学修やアルバイトなどの生活活動の役割(教育的促進要因)との関連で実証的に明らかにすることを目的とする。そのために、初(本)年度と来年度に縦断的アンケート調査を行い、それらを挟んで、若干の学生に対するインタビュー調査を行い、職業能力と職業観の発達とそれへの専門学修や就労経験の役割を明らかにすることを目的としている。
2. 当該課題に関する作業としては、日米独韓4か国、約20の高等教育機関に属する初年次生に対する(1)大学生の学業生活、(2)現在できる仕事・活動等の内容、(3)職業に対する考え方(職業観)について、アンケート調査を実施、入力中である。
3. 研究実績としては、先行する同種の研究の論稿2編を発表している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ほぼ予定通り参考しているが、入力・解析が急がれるべきと考える。

今後の研究の推進方策

1. 今年度の作業としては、短期高等教育機関学生に対するアンケート調査
2. 第1回アンケート調査結果の解析、成果発表
3. 各機関若干名に対する分担者、協力者によるインタビュー調査
4. 次年度4年生学生に対する第2回のアンケート調査
5. 次次年度には、縦断分析と成果発表を関係国で行う。

次年度の研究費の使用計画

昨年度予定していた打ち合わせや研究交流のために国内での国際会議が、第1次アンケート調査が年度末までかっかたので、開催できなかった。
本年度の打ち合わせ招聘(4-5月)や学会発表招聘として10月までに使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 高校生の職業観形成に対する教育・生活活動の作用い関する比較研究-日・独・韓3か国における高校3年生の生活時間の事例調査結果から2014

    • 著者名/発表者名
      寺田盛紀・Lee Myung-hun・Kraehe harald
    • 雑誌名

      名古屋大学・生涯学習・キャリア教育研究,第10号

      巻: 第10号 ページ: 1-9

  • [雑誌論文] 高等職業休育の設置認可・認証評価のシステム-アメリカ・ドイツ・韓国の事例の意義2014

    • 著者名/発表者名
      寺田盛紀・李明薫・Demes Helmut・Popovich Jack
    • 雑誌名

      (名古屋大学・職業とキャリアの教育学)

      巻: 第20号 ページ: 1-20

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公開日: 2015-05-28  

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