研究課題
日本と韓国の歴史学研究者・教育研究者・高校教師の間で共同研究を行い、それぞれ国内研究会を行うとともに計2回の国際シンポジウムを開催し(東京・國學院大學で4回、ソウル・韓国放送通信大学校で1回)、その都度、日韓共通歴史教材案の報告集を作成し、教材案の検討を行ってきた。シンポジウムを通じて、日韓の研究者や教師らが実践的な角度から教材の価値を議論し、互いの教育内容・教育方法にかかわって意見交換を行い、共通認識を形成していった。教材作成にあたっては、日韓で共有しうる学習テーマ(古代~現代)を挙げ、それを協同で練りあげるスタイルを採用してきており、従来の歴史叙述ではなく、高校の歴史授業に即して「歴史資料(写真・絵画・表・グラフ・地図・文字史料など)」と「発問」で構成されている。その結果、「1章:文化にふれる(文化理解)」、「2章:歴史問題を考える(現代的課題)」、「3章:時代別テーマ(前近代と近現代)」、「4章:日本と韓国を歩く(地域史)」という4つの領域を設け、計4章45節の教材案を作成するに至った。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (13件) (うち謝辞記載あり 1件、 査読あり 2件) 学会発表 (9件) 図書 (3件) 学会・シンポジウム開催 (2件)
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