研究課題/領域番号 |
25285253
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 帝京科学大学 |
研究代表者 |
上野 行一 帝京科学大学, こども学部, 教授 (40284426)
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研究分担者 |
奥村 高明 聖徳大学, 児童学部, 教授 (80413904)
一條 彰子 独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館, 企画課, 研究員 (40321559)
岡田 京子 国立教育政策研究所, 教育課程センター研究開発部, 研究員 (40615506)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 美術教育 / 美術館教育 / 美術鑑賞 / 授業モデル |
研究概要 |
研究期間に明らかにすることを、段階的に三つの究明課題に分け、年次計画を立てた。課題1; 各地の主な美術鑑賞教育プログラムを分析し、その方法と理論背景を明らかにする 課題2; 所蔵作品を活用した美術鑑賞教育モデルを作成し、指導法や評価方法を明らかにする 課題3; 美術鑑賞教育モデルを教材化し、教材を活用した授業実践を通して有効性を確認する 平成25年度は、課題1;に関した調査を行った。研究分担者は、それぞれの専門分野の観点から資料・調査内容について整理・分析を行った。 ●研究経過 4月 採択内定、研究協力依頼開始 5月 科研会議(研究計画:大分県大分市)、損保ジャパン美術館調査、資料収集「美術館連携の手引」⇒資料①(パワポ資料)6月 資料整理⇒資料②(冊子)8月 大原美術館、丸亀猪熊弦一郎現代美術館調査、資料収集⇒資料③(冊子)10月 研究授業「日月山水図屏風」仲摩早矢香(大分県立豊南高等学校教諭)⇒資料科研会議(授業考察、大分県大分市)11月 研究発表(第8回学び研大会別府大会:大分県別府市)発表者:岩佐まゆみ他⇒資料⑤(WEB公開中)科研会議(中間報告、東京国立近代美術館)12月 科研会議(研究計画、島根県益田市)1月 科研会議(研究計画、大分県大分市)2月 科研会議(研究計画、長崎県長崎市)長崎県立美術館調査 科研会議(研究計画、秋田県秋田市)秋田県美術館調査研究授業(北海道旭川市)庄子展弘(旭川市立北星中学校教諭)中原悌二朗彫刻美術館との連携授業 科研会議(年度末報告、東京国立近代美術館) 秋田県では秋田を代表する美術作品である藤田嗣治の『秋田の行事』を教材に授業モデルを作成することとなり、県教委、県立大学、高等学校、中学校、小学校の全面的な研究協力体制を構築し、授業研究の準備が整った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究実績の概要に書いたとおり、年次計画に沿って研究は順調に進行している。
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今後の研究の推進方策 |
年次計画に沿って課題2および3に関する研究を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
年度当初に予定していた海外調査が本務との調整で中止となったため、その使用予定額が次年度使用額として生じた。 26年度に海外調査を実施するため、現在フィレンツェ大学と企画中である。
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