研究課題
研究課題である、学校と美術館の連携による美術鑑賞教育モデルを開発するための実践的研究を行った。具体的には秋田県と大分県において、それぞれの地域の教育委員会、美術館、教員の協力を得て、以下のように授業実践ならびに考察を行った。・秋田県における学校と美術館の連携による美術鑑賞教育モデル(以下、秋田モデル)の作成10月20日(月)21日(火)の二日間にわたって秋田県立美術館において、秋田市立大住小学校(5年生)、潟上市立羽城中学校(3年生)、秋田県立西目高等学校(1年生)の授業をそれぞれ行った。題材(鑑賞作品)は藤田嗣治『秋田の行事』である。秋田モデルは、教育委員会が主導する美術館と学校との連携教育モデルである。また、同一作品を発達段階ごとの目標設定により授業を行う場合のモデルであり、地域が誇る作品を小学校、中学校、高等学校の各学校種ごとに鑑賞する場合の目標と授業のあり方を示すものである。・大分県における学校と美術館の連携による美術鑑賞教育モデル(以下、大分モデル)の作成10月28日(火)別府青山高校(1年生)、29日(水)臼杵市立北中学校(3年生)、11月6日(木大分市神崎中学校(3年生)、11月20日(木)大分市美術館にて大分県立芸術高校(2年生)、12月15日(月)由布市立西庄内小学校(3年生)の授業をそれぞれ行った。大分モデルは各学校種、授業者の必要に応じて美術館や作家などに働きかけ、学校と美術館の連携教育を行うモデルである。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (2件)
美術準備室
巻: 5 ページ: 2-9
巻: 6 ページ: 4-11