研究課題
基盤研究(B)
35 MeVの電子ビームを用いたレーザーコンプトン散乱によって28 keVのX線を発生した。X線発生点から1.8 m先にステント及び塞栓材であるコイルを挿入した人工血管を置き、4 m離れた位置にX線イメージングプレートを設置し、2倍の拡大光学系によるX線イメージングを行い、コイルの可視化に成功した。また、レーザー加速を用いたレーザーコンプトンX線発生に取り組み、60 keVのX線発生を確認した。これらの研究成果によって、将来80 keVのレーザーコンプトンX線を用いたステント撮影手法に目途がついた。
電子加速器、放射線計測