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2016 年度 研究成果報告書

バレー自由度を有するラシュバ系での特異な電子スピン物性

研究課題

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研究課題/領域番号 25287070
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅰ
研究機関千葉大学

研究代表者

坂本 一之  千葉大学, 融合科学研究科, 教授 (70261542)

研究分担者 小田 竜樹  金沢大学, 数物科学系, 教授 (30272941)
小野 新平  一般財団法人電力中央研究所, 材料科学研究所, 主任研究員 (30371298)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード表面・界面物性 / スピン軌道相互作用 / バレー自由度 / スピン偏極バンド / スピントロニクス
研究成果の概要

スピン軌道相互作用と空間反転対称性の破れにより発現するラシュバ効果に、対称性を制御することによってバレー自由度を加えたナノ構造体の電子スピン物性の解明を目的に実験と理論の両面より研究を遂行した。その結果、非渦型のスピン構造を有するバレーや、表面垂直方向にスピン100%偏極した金属的なバレーなど、それまでの常識を覆すようなスピン偏極バレー構造を報告するとともに、ラシュバ効果にバレー自由度を加えることで電子スピンの散乱を抑制できることを示した。また、環状チアジルバイラジカル分子を用いた二次元ハニカム構造の作製に成功し、同試料でのディラックフェルミオンの存在の可能性を示した。

自由記述の分野

表面物理学

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公開日: 2018-03-22  

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