• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

極限条件下の角度制御核磁気共鳴測定による量子相転移の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25287083
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅱ
研究機関東京大学

研究代表者

瀧川 仁  東京大学, 物性研究所, 教授 (10179575)

連携研究者 中辻 知  東京大学, 物性研究所, 教授 (70362431)
北川 健太郎  東京大学, 理学系研究科, 講師 (90567661)
廣井 善二  東京大学, 物性研究所, 教授 (30192719)
上床 美也  東京大学, 物性研究所, 教授 (40213524)
吉田 誠  東京大学, 物性研究所, 助教 (40379475)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワード核磁気共鳴 / 量子相転移 / 極限環境 / 量子スピン系 / 重い電子系
研究成果の概要

本研究では、移金属元素や希土類元素を含む化合物が強磁場、高圧、極低温などの極限的な環境下に置かれたときに、電子間の強い相互作用が引き起こす新奇な量子状態を、核磁気共鳴によって微視的に解明することを目指した。フラストレーションを持つ低次元スピン系に関しては、強磁場下において磁化が量子化される磁化プラトー現象や、磁気励起が束縛対を形成するスピンネマティック相関を観測することに成功した。また非磁性2重項の結晶場基底状態を持つプラセオジウム化合物に対して、四極子秩序に伴なう結晶対称性の破れをミクロに検証し、非常に低い磁場によって異なる秩序変数の間の量子相転移が発現することを見出した。

自由記述の分野

核磁気共鳴法を用いた強相関電子系の量子現象の研究

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi