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2015 年度 研究成果報告書

ハイブリッドP波トモグラフィーによる地球表層現象と深部構造の関連解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25287116
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 固体地球惑星物理学
研究機関国立研究開発法人海洋研究開発機構

研究代表者

大林 政行  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球深部ダイナミクス研究分野, 主任研究員 (30359179)

連携研究者 吉光 淳子  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球深部ダイナミクス研究分野, 技術副主任 (70392941)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード地震波トモグラフィー / 火山現象 / テクトニクス / 地球内部構造 / 沈み込むスラブ / マントルプルーム / ホットスポット
研究成果の概要

波線理論、有限波長理論両方を用いるハイブッリドP波トモグラフィーを開発した。新手法を北東アジア、フレンチポリネシアの広帯域地震観測網データに適応し詳細なマントル構造を得るのに成功した。中国の松遼盆地周囲の新生代火山の下に約200kmまで続く低速度異常が見られる。マントル遷移層の松遼盆地の下で日本海溝から沈み込んだ横たわるスラブの穴が観測され、これは白頭山の火成活動と関連していると考えれる。フレンチポリネシアの下の核-マントル境界からの低速度異常は地表までまっすぐ続いておらず、深さ550ー900kmで急に異常の水平規模、振幅ともに小さくなり、地表の4つのホットスポット火山を結ぶリング状となる。

自由記述の分野

地震学

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公開日: 2017-05-10  

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