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2015 年度 研究成果報告書

温度をパラメータとした水素ダイナミクスの実空間観測

研究課題

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研究課題/領域番号 25288006
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関京都大学

研究代表者

奥山 弘  京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60312253)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード水素 / 水分子 / STM
研究成果の概要

温度可変のSTMを導入することで,水素や水分子が関与する表面反応を捉えることを目標にした。まず,Cu(110)においてSHとOHのフリップ運動を観測し,その活性化障壁を見積もることに成功した(PCCP18, 4541,2016)。さらに,硫化水素と酸素原子の間の水素移動反応を直接観測した。加えて一酸化窒素のフリップ運動の温度依存ダイナミクス(J. Chem. Phys. 140, 214706, 2014)。その後,一酸化窒素と水分子の反応について研究を進めた。表面温度100 Kに増加すると,Cu(111)に吸着するNOの3量体が水分子によって分解して4量体を作製することが明らかとなった。

自由記述の分野

表面化学

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公開日: 2017-05-10  

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