研究課題
基盤研究(B)
光の音波による非弾性散乱であるブリユアン散乱は,物質の粘弾性的な性質を非侵襲的に測定することが可能である。我々はこの方法論をポイントサンプリングからイメージングに拡張するために,共焦点光学系にVIPA(virtually imaged phased array)を導入することで,計測効率を従来の約100倍に高めルことに成功した。 本研究で検討された新たな方法により,生体系,特に豚の水晶体の弾性率のイメージング,さらに架橋反応過程における高分子ゲルの弾性率変化のリアルタイムモニターに成功した。
高分子物理化学