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2015 年度 研究成果報告書

抗体の分子認識能を活用した新規協奏機能超分子触媒の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 25288082
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 グリーン・環境化学
研究機関大阪大学

研究代表者

山口 浩靖  大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00314352)

研究分担者 原田 明  大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (80127282)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードモノクローナル抗体 / タンパク質 / 不斉触媒 / キラル認識 / 遷移金属錯体 / 分子認識
研究成果の概要

キラル認識抗体を用いることでより厳密かつ簡便な光学分割と不斉触媒反応が実現できると考え、本研究では軸不斉を有するビナフチル誘導体(BN)に対するモノクローナル抗体を作製し、その不斉認識能を調査した。モノクローナル抗体とBNのラセミ体を混合し、限外ろ過を行うだけで、高い光学純度の一方の光学異性体が得られた。また、ラセミ体を用いても不斉認識能を有する抗体を作製できた。
ロジウム錯体のみならずパラジウム錯体をも取り込むモノクローナル抗体を作製できた。アリル位アミノ化反応において、得られた抗体と遷移金属錯体との複合体を用いると立体選択的に反応が進行することがわかった。

自由記述の分野

生体高分子化学

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公開日: 2017-05-10  

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