次年度の研究費の使用計画 |
初年度の交付申請書では物品費6,832,000円のうち使用額は4,235,477円、また旅費2,836,000円のうち使用額は644,358円で、他費目とあわせて合計5,000,000円の残額を生じている。これは先に述べた初年度の実験実施の若干の遅れによるところが大きい。すなわち物品費に関しては、1-2③の微細透明伝熱管はコーティングヒータによる外部加熱と内部加熱の両方の得失について検討中であり、製作依頼検討段階であるため残額を生じており、また旅費に関しては1-3の入口流量変動と熱伝達係数・限界熱流束の関係について実験実施中であるため、発表時期がずれ込んで残額を生じている。しかし、微細透明伝熱管は第二年度に製作する予定であり、また流動変動の影響についてもデータ解析後に成果発表を行う予定であるため、残額を繰り越さんとするものである。 上記理由を踏まえ、平成26年度は以下の予算使用計画で進める予定である。尚、※印は学術研究助成基金助成金の繰越額(計:5,000,000円)を表す。物品費(4,280,000円, うち※4,000,000円)は主に微細透明伝熱管製作費(※2,500,000円)とし、他、配管材料、試験液体等の消耗品(1,780,000円, うち※1,500,000円)とする。国内外の学会発表のための旅費(2,120,000円, うち※800,000円)を、国内旅費として 640,000円(うち※320,000円)、外国旅費として 1,480,000円(うち※480,000円)を使用する。人件費・謝金として計上するものは無い(0円)。その他、会議参加登録費用等として 300,000円(うち※200,000円)を使用する予定である。
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