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2016 年度 実績報告書

バイオフィードバックによる歩行障害者のリハビリテーション効率の向上

研究課題

研究課題/領域番号 25289053
研究機関同志社大学

研究代表者

辻内 伸好  同志社大学, 理工学部, 教授 (60257798)

研究分担者 井上 喜雄  高知工科大学, 総合研究所, 教授 (50299369)
伊藤 彰人  同志社大学, 理工学部, 准教授 (60516946)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード運動制御 / トレッドミル / バイオフィードバック
研究実績の概要

トレッドミルを使用したリハビリテーションシステムは日々進化している.しかし,通常の歩行では支障がないのにトレッドミル上ではうまく歩けないといった症状がある.これはトレッドミル上での歩行は実際の床上で歩く状況を完全に再現している訳ではないため起きると考えられる.実際の歩行は周囲景色変化による視覚情報を受けるのに対し,トレッドミル上での歩行は位置が固定されるため,歩行に対する周辺視野情報が得られない.ヒトの自己運動感覚は周囲の視覚情報をはじめ,外界から得られる様々な感覚情報に基づいて生成されているため,歩行に関する視覚情報がないトレッドミル上での歩行では自己の移動速度をうまく認識することが出来ないといった問題がある.
そこで既に開発した床反力計を内蔵した左右分離型トレッドミルに,自己の移動を視覚的にフィードバック可能なように,周囲景色が変化する仮想空間(Virtual Reality : VR )をヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)を用いてトレッドミル上の歩行者に認識させるシステムを開発した.このシステムがトレッドミル歩行の歩容に与える影響について検証した結果を以下に示す.
1.歩幅の変動係数から得られた至適速度に関して,VR空間を認識させたトレッドミル歩行は従来のトレッドミル歩行よりも平地歩行の至適速度に近い.
2.HMDを装着したトレッドミル歩行では,歩行の安定性を確保するために,歩行速度が大きいとき両足支持の割合が多くなる.

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

28年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017 2016

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 単一の慣性センサを用いた歩行時の力学的エネルギーの推定2017

    • 著者名/発表者名
      橋口秋彦, 井上喜雄, 芝田京子, 園部元康
    • 学会等名
      日本機械学会中国四国支部第55期総会講演会
    • 発表場所
      広島工業大学(広島県・広島市)
    • 年月日
      2017-03-06 – 2017-03-07
  • [学会発表] 表面電極の配置が筋電信号に及ぼす影響を考慮した筋電義手に用いる動作識別手法の提案2016

    • 著者名/発表者名
      辻内伸好,伊藤彰人,白木雅
    • 学会等名
      福祉工学LIFE2016
    • 発表場所
      東北大学青葉山キャンパス(宮城県・仙台市)
    • 年月日
      2016-09-04 – 2016-09-06
  • [学会発表] 慣性センサを用いた歩行時足部の動作推定2016

    • 著者名/発表者名
      成松賢司,井上喜雄,芝田京子,園部元康,橋口秋彦
    • 学会等名
      福祉工学LIFE2016
    • 発表場所
      東北大学青葉山キャンパス(宮城県・仙台市)
    • 年月日
      2016-09-04 – 2016-09-06

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公開日: 2018-01-16  

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