研究課題
基盤研究(B)
難還元性酸化物MOとCaOとの複合酸化物CaXMyOzで、かつ結晶異方性がある酸化物を、溶融CaCl2中で還元を行い、特異な結晶外形をもつ金属Mの微粉末を製造した。複合酸化物のみを金属カルシウムにより還元を行ったところ、酸化ニオブを出発原料とするよりも多くの枝状金属ニオブが得られた。TiS2のカルシウム熱還元法および溶融塩電解法により還元を行った。カルシウム熱還元において0.26mass%Sの金属Tiが、溶融塩電解法において0.015mass%Sの金属Tiがそれぞれ得られた。粉末表面の酸素汚染が著しい。
材料熱化学