研究課題
作動実験時の真空タンク環境が電熱加速型パルスプラズマスラスタ（PPT）の推進性能と噴出プラズマ流の状態に及ぼす影響を明らかにするために、より大容量、高真空下（10-4Pa台）における推進性能の測定、噴出プラズマの診断測定を行った。これらの実験は宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所にて行われ、その結果が大阪工業大学で行われた実験結果と比較検討された。その結果、推進性能は圧力が高いほど悪くなり、その原因が検討予想された。次に、耐久試験用の電熱加速型PPTを設計・製作し、長時間作動試験を行った。高作動安定性（連続ミスショット無し）を目指すと共に、推進性能の測定と共にスラスタ本体の熱特性を取得し、高耐久性スラスタ設計のための指針を提案した。最後に、本研究で開発した高性能の小型衛星用電熱加速型PPTシステム（軽量システム重量：10kg）を超小型人工衛星プロイテレス２号機（質量50kg）に適用し、その優れた点を検討した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
8th Asian Joint Conference on Propulsion and Power (AJSPP 2016), Sunport Hall Takamatsu, Kagawa, Japan, AJCPP2016-119
巻: 1 ページ: 1-6
8th Asian Joint Conference on Propulsion and Power (AJSPP 2016), Sunport Hall Takamatsu, Kagawa, Japan, AJCPP2016-115
Frontier of Applied Plasma Technology
巻: 8-1 ページ: 19-24
10th Int. Symp. on Applied Plasma Science (ISAPS2015), Nara, Japan
巻: 1 ページ: 5-8
Joint Conf.: 30th ISTS, 34th IEPC, 6th NSAT, Kobe Convention Center and Portpia Hotel, Kobe, Hyogo, Japan, IEPC-2015-207/ISTS-2015-b-207
巻: 1 ページ: 1-10
Joint Conf.: 30th ISTS, 34th IEPC, 6th NSAT, Kobe Convention Center and Portpia Hotel, Kobe, Hyogo, Japan, IEPC-2015-22/ISTS-2015-b-22
http://www.oit.ac.jp/med/~tahara/jp/index-j.html
