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2016 年度 研究成果報告書

小脳神経回路網形成の分子基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25290021
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関信州大学

研究代表者

植村 健  信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (00372368)

連携研究者 吉田 知之  富山大学, 医学薬学研究院, 准教授 (90372367)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード脳・神経 / 小脳 / 神経回路網構築
研究成果の概要

脳におけるシナプス形成・維持はシナプス間の細胞接着分子によって担われている。小脳平行線維ープルキンエ細胞間シナプスにおいては、ポストシナプスのGluRδ2が分泌蛋白Cbln1を介してプレシナプスのNrxnと結合することでシナプス形成が調節されている。小脳神経回路網形成におけるNrxnsの役割を解明するために、小脳顆粒細胞特異的にNrxn1,2,3を欠損させた遺伝子改変マウスを作成した。小脳顆粒細胞特異的Nrxns欠損マウスは小脳顆粒細胞数と小脳シナプス数が減少し、重篤な運動失調を示すことが観察された。これらの結果は、Nrxnが小脳回路網形成に重要な役割を担うことを示唆している。

自由記述の分野

分子神経生物学、神経化学

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公開日: 2018-03-22  

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