体外培養における多能性幹細胞からの機能的な原始卵胞の作製

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25290033
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 実験動物学
• 研究機関: 九州大学 (2014-2016); 京都大学 (2013)
• 研究代表者: 林 克彦 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20287486)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 卵母細胞 / 多能性幹細胞 / 生殖細胞 / 原始卵胞

研究成果の概要

本研究の目的は卵巣中の卵母細胞／卵子の源である原始卵胞の成立・維持機構を体外培養系を用いて明らかにすることである。特に本研究ではまず多能性幹細胞からの卵母細胞系列の分化誘導形を開発し、その過程において原始卵胞がどのように確立されていくかを解析する。多能性幹細胞は遺伝子改変が容易であり、それらから原始卵胞が作られる培養系を開発できれば、これまで不明な点が多い原始卵胞の成立・維持機構の解明に貢献し、不妊症の解明にも大きく貢献すると思われる。

自由記述の分野

生殖生物学　幹細胞学