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2015 年度 研究成果報告書

癌間質を標的とした抗腫瘍ウイルス封入血小板ベクターによる癌標的治療の新戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 25290056
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍治療学
研究機関大阪大学

研究代表者

金田 安史  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10177537)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード腫瘍標的ベクター / HVJ envelope / 血小板 / 抗腫瘍免疫
研究成果の概要

我々は、血小板をベクターにすれば癌組織への特異的な集積が可能になるのではないかと考え、血小板ベクターに抗腫瘍免疫活性のある不活性化したセンダイウイルス粒子(HVJ envelope;HVJ-E)を封入し、メラノーマを移植したマウスの尾静脈より投与することにより腫瘍抑制に成功した。さらにGFP遺伝子を発現させたマウスメラノーマ細胞株B16-F10を尾静脈より注入して肺転移モデルを作成し、HVJ-E封入血小板の尾静脈投与により、明らかな転移巣の抑制が認められた。NK細胞のケモカインであるCXCL10(IP-10)を封入した血小板ベクターを作成し腫瘍抑制に成功した。

自由記述の分野

腫瘍治療学

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公開日: 2017-05-10  

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