研究課題/領域番号 |
25290063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
和多 和宏 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70451408)
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連携研究者 |
岡戸 晴生 東京都医学総合研究所, 神経細胞分化, 副参事研究員 (60221842)
峯田 克彦 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (40374615)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 発声学習 / 学習臨界期 / ソングバード / 自発的行動 / 自発的学習 / 遺伝子発現制御 |
研究成果の概要 |
鳴禽類の囀りはヒトの言語獲得と同様に、学習臨界期をもつ発声学習によって獲得される。しかし、その発声学習臨界期を制御する神経メカニズムの理解は進んでいない。本研究では、鳴禽類の一種zebra finchを用いて、学習臨界期中の発声練習を阻害することで、正常個体で学習臨界期が終了している成鳥時においても発声学習能していることを見出した。この日齢非依存的な発声学習能は、哺乳類運動野第5層に相当する神経細胞において誘導される70個にも上る神経活動依存的な遺伝子群の発現誘導能と強い相関が見られた。その発現誘導能がいかに制御されるか、DNAメチル化、ヒストン修飾制御の観点からの検証実験が必要である。
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自由記述の分野 |
行動神経科学
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