研究課題/領域番号 |
25291002
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
|
研究機関 | 群馬大学 (2016-2017) 東京大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
稲垣 毅 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (10507825)
|
連携研究者 |
酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
油谷 浩幸 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10202657)
藤田 敏郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (10114125)
川村 猛 東京大学, アイソトープ総合センター, 准教授 (70306835)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | エピゲノム / クロマチン構造 / ヒストン脱メチル化酵素 / JMJD1A / 熱産生 / 褐色脂肪 |
研究成果の概要 |
肥満や糖尿病の成因を理解する上で、代謝関連遺伝子の転写制御機構を解明することは重要である。我々は、ヒストン脱メチル化酵素JMJD1Aの欠損マウスが肥満やインスリン抵抗性、熱産生異常を示すという発見に基づき、JMJD1Aによる熱産生制御機構を研究した。その結果、短期の寒冷によるアドレナリン刺激をうけるとJMJD1Aの265番目のセリンがリン酸化されることを見出した。さらに、リン酸化されたJMJD1Aがヌクレオソーム再構成複合体SWI/SNFと核内受容体PPARγとともに複合体を形成し、熱産生関連遺伝子の遠位エンハンサーとプロモーターの近接化を誘導して標的遺伝子の発現を促進する機構を解明した。
|
自由記述の分野 |
生物学
|