研究課題/領域番号 |
25291026
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
関口 清俊 大阪大学, たんぱく質研究所, 寄附研究部門教授 (50187845)
|
研究分担者 |
山田 雅司 大阪大学, たんぱく質研究所, 助教 (90304055)
二木 杉子 大阪大学, たんぱく質研究所, 助教 (00403014)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 細胞外マトリックス / 細胞接着 / 幹細胞 / 細胞増殖 / ニッチ / リンパ管 |
研究成果の概要 |
インテグリンリガンドとして同定されたポリドムのノックアウトマウスを作出し、以下のことを見いだした。1)ポリドムは間葉系細胞から分泌され、リンパ管周囲で線維状に組織化される。2)ノックアウトマウスではリンパ管叢が集合リンパ管へと成熟できず、リンパ管の排出機能不全を呈する。その結果、重度の浮腫を発症して、出生直後に死亡する。3)ノックアウトマウスでは、リンパ管の成熟を制御する転写因子Foxc2の発現が低下している。4)ポリドムはアンジオポエチン-2に結合する。以上の結果から、ポリドムはアンジオポエチン-2との結合を介して、リンパ管の成熟を制御するFoxc2の発現を正に制御すると考えられた。
|
自由記述の分野 |
生化学・細胞生物学
|