研究課題/領域番号 |
25291047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
木梨 達雄 関西医科大学, 医学部, 教授 (30202039)
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連携研究者 |
植田 祥啓 関西医科大学, 医学部, 講師 (90533208)
近藤 直幸 関西医科大学, 医学部, 助教 (30570840)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | Rap1 / Hippoシグナル / Mst1 / インテグリン / リンパ球 |
研究成果の概要 |
Hippo経路は形態形成や細胞増殖の調節に重要な役割を果たしている。今回の研究で免疫系における新たな役割がみいだされた。マウスおよびヒトについて調べた結果、Rap1-RAPL -Mst1 /Mst2(哺乳類Hippo)のシグナル経路は、1.自己反応性の未熟リンパ球を排除する過程、2.末梢のリンパ球おける異物(抗原)の認識に必要な細胞接着過程、3.制御性T細胞では抗原に特異的抑制過程、4.細胞障害性T細胞においては抗腫瘍効果を負に制御する働きがあること、などが明らかになった。これらの成果は炎症・自己免疫・腫瘍免疫の病態理解や創薬開発などの疾患克服に向けて重要な知見を与えると考えられる。
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自由記述の分野 |
免疫学
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