研究成果の概要 |
本研究期間を通して、哺乳類心臓再生を向上させる機構について、2つの研究結果をまとめることが出来た。一つは、心筋再生に関わる際に心臓前駆細胞遺伝子マーカーSall1が発現しエピ因子の機能を制御することを見出した(Morita et al., submitted 2016b) 。Sall1は初期心臓発生において、心筋心臓前駆細胞遺伝子である(Morita et al., JMCC 2016; 3月号雑誌表紙:特願2015-187363)。二つめは、クロマチン因子Baf60cは心臓再生において重要な働きをしていることを見出した(Nakamura et al., DGD 2016)。
|