研究課題
基盤研究(B)
軟骨細胞の発生は、最初に組織学的に圴一である未分化中胚葉の細胞集団の中から前軟骨凝集塊と呼ばれる一部の細胞集団の接着性が高まる部分が形成されることで形成が始まる。したがって、前軟骨凝集塊の発生する場所の謎を解明することができれば、骨格の構造を解明出来ることになる。本研究では、ニワトリ胚肢芽を用いて、肢芽全体の3次元の形態の中で軟骨パターンがどのように自立的に形成されて行くのか研究を行った。その結果、肢芽の3次元の形態形成を定量的に解析する新規の手法を構築出来た。
発生生物学