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2015 年度 研究成果報告書

エピゲノムの維持と破綻のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25291078
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 遺伝・染色体動態
研究機関近畿大学 (2014-2015)
九州大学 (2013)

研究代表者

佐渡 敬  近畿大学, 農学部, 教授 (70321601)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードエピジェネティクス / ヘテロクロマチン / 不活性X染色体 / マウス
研究成果の概要

X染色体不活性化の維持機構に異常があると考えられたSmcHD1欠損マウスを用いて,ポリコーム群タンパク質とは独立したエピジェネティック制御の維持機構について検討することを目的とした.当初,SmcHD1は不活性X染色体の維持に関わると考えられていたが,不活性化が一旦確立した細胞で,SmcHD1を破壊しても不活性状態は維持されることを見出した.このことから,SmcHD1は不活性化の「維持」というよりは,それを「維持」するために必要となるエピジェネティック状態の確立する過程で重要な役割を果たしていることが示唆された.

自由記述の分野

遺伝学

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公開日: 2017-05-10  

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