研究成果の概要 |
シロイヌナズナの転写因子のcDNAのみで構成されたライブラリーを用いたイーストワンハイブリッドにより、クロロフィル代謝の鍵酵素遺伝子のプロモーター領域に結合する転写因子を複数獲得した。その中で、SGR1, SGR2, NYC1およびPaOのプロモーター領域に共通に結合する転写因子ANAC046に着目し、さらに解析を進めた。その結果、ANAC046は、クロロフィル分解関連遺伝子の発現制御により葉の老化に関与していることが明らかになった。さらに、ANAC046の機能抑制コンストラクトをペチュニアに導入し、ANAC046が異種植物においてもクロロフィルの分解制御に働くことを示した。
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