研究課題
基盤研究(B)
「動く遺伝子」トランスポゾンの転移が活性化したトレニアの系統「雀斑(そばかす)」は、自家受粉によって生じた子孫に高確率で変異体を生じる。その中から、花の観賞性を向上させる変異として園芸用花き共通するもの、つまり、花が、①八重化、②大輪化、③放射相称に近い外観に変化した各種の変異体を得た。また、これらの変異体の原因遺伝子を特定し、変異の分子機構を明らかにした。さらに、これらの変異を交雑によって組合せ、八重、大輪、放射相称性を兼ね備えた花を咲かせる系統を育成した。
花き園芸学