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2015 年度 研究成果報告書

消化管における味覚関連遺伝子発現細胞の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25292068
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 食品科学
研究機関東京大学

研究代表者

石丸 喜朗  東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授 (10451840)

連携研究者 三坂 巧  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 准教授 (40373196)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード受容体 / 消化管 / 代謝 / 栄養素 / 遺伝子破壊マウス
研究成果の概要

小腸上皮細胞の約0.4%を占める刷子細胞の分化機構と細胞機能は不明であった。本研究では、以前我々のグループが味蕾の甘味、苦味、うま味細胞への運命決定を司ることを報告した転写因子Skn-1aが、小腸刷子細胞の分化も制御していることを明らかにした。Skn-1欠損マウスは野生型マウスと比べて、摂餌量には差がなかったが、カテコールアミン分泌量の増大によって消費エネルギーが増加したために、低体重・低体脂肪を示した。以上より、腸脳軸を介した新しい生体恒常性維持機構の存在が示唆された。今後、これらの細胞に作用する食品由来因子を探すことによって、肥満や糖尿病の新たな治療法の開発に繋がることが期待される。

自由記述の分野

食品科学

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公開日: 2017-05-10  

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