研究協力者 |
鴨田 重裕 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授
鈴木 智之 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教
竹本 周平 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教
久本 洋子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教
井口 和信 東京大学, 農学生命科学研究科, 技術職員
久保 守 金沢大学, 自然科学研究科, 助教
村本 健一郎 国立石川高等専門学校, 校長
Sopon Uraichuen カセサート大学, 農学部昆虫学科, 助教授
Oraphan Kern-asa カセサート大学, 農学部昆虫学科, 講師
Sunisa Sanguansub カセサート大学, 農学部昆虫学科, 講師
Tewee Maneerat プリンス・ソンカラン大学, 農学部昆虫学科, 講師
Pynkantayong Panisara ナレスワン大学, 農学部昆虫学科, 講師
Roy G Van Driesche マサチューセッツ大学, 農学部, 教授
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研究成果の概要 |
昆虫病原性糸状菌(以下、病原菌)は森林葉食性昆虫の大発生を制御するうえで重要な役割を果たしている。大発生時の病原菌による死亡率は、ブナアオシャチホコでは90%以上であったのに対し、カラマツハラアカハバチの大発生時には10%以下であった。後者の大発生時に有効に働く密度依存的な死亡要因は検出できなかった。サナギタケ, ボーベリア・バッシアナ, 赤きょう病, メタリジウム・アニソプリエに特異的なプライマーの設計に成功したが、ボーベリア・ブロングニアルティ, コナサナギタケについては未完成である。また、土壌から検出する際のDNA抽出方法に改良の余地を残した。
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