研究課題/領域番号 |
25292142
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
長束 勇 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (90379694)
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研究分担者 |
森 丈久 石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (10502841)
石井 将幸 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (50293965)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 農業用水路トンネル / ストックマネジメント / 補強工法 / セメント系材料 |
研究実績の概要 |
分割エアーバック載荷装置によるほろ形トンネルの補強効果を調べる破壊試験の結果,補強材のトンネル躯体との付着強さが補強効果に大きく影響を与えることが明らかになったことから,付着強さを高める研究(含浸工法),付着強さを調べる研究(新付着力試験法)へと発展させた。なお,補強材の摩耗特性を向上させる観点から最適配合を求めるとともに,水砂噴流摩耗試験に代替できる簡便な試験法(サンドブラスト法)にも着手した。また,数値解析による最適な補強工法を選択する手法に関しては,FRP格子筋とPCMによる補強やHPFRCCによる補強は,ともに躯体の剛性と強度を高めることが可能であるが,変状の状態,要求性能や使用環境に応じて,どちらの工法を用いるべきか,またどのような設計をすべきかを工法の枠にとらわれずに判断しなければ,最適な補強を最小限のコストで実現することはできない。そこで,まず両工法のモデルに基づき,工法の選択から補強断面の設計までを一貫して行う手法を開発した。これは本研究で対象とした2工法に特化したものではなく,両工法が持つ様々な特性を単純に比較して工法を選び,そのうえで必要な性能を実現させる設計を行うものである。つまり,評価手法の作成過程で洗い出された工法の評価パラメータを用いれば,他の工法の評価に加え,多種多様な工法から最適なものを選び出すことを可能とする。この結果に基づいて,セメント系材料による表面被覆工法等全体を対象とした工法選択手法と,それに必要な材料試験の内容を検討した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額が生じた理由 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額の使用計画 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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