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2015 年度 研究成果報告書

Vigna属野生植物を利用した超耐塩性・超アルカリ耐性・共生利用型新作物の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25292209
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関国立研究開発法人農業生物資源研究所

研究代表者

友岡 憲彦  国立研究開発法人農業生物資源研究所, 多様性活用研究ユニット, ユニット長 (40373253)

研究分担者 横山 正  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70313286)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード野生種 / 耐塩性 / 耐アルカリ性 / 根粒菌 / 共生 / 窒素固定
研究成果の概要

超耐塩性・超アルカリ耐性マメ科作物の開発に、沖縄県のサンゴ砂浜に適応したハマササゲを利用するため、ハマササゲ耐塩性、耐塩性根粒菌の塩環境下における共生N固定能力を調査し、以下のことを明らかにした。ハマササゲの耐塩性は非常に高く400mM NaCl、pH9.5に耐え、根粒菌は5%NaCl、pH11に耐える能力を有する。一方、80mM NaClで根粒着生に必要な根毛のカーリングが起こらなくなり、共生系の確立は低塩濃度で大きく阻害された。しかし、一旦根粒が着生すると根粒数やN固定能力は、ダイズが枯死した400mMでも対象区の60%-70%を維持できた。今後、根粒着生時の耐塩性改良が必要である。

自由記述の分野

植物遺伝資源学

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公開日: 2017-05-10  

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