新規合成法を駆使した多環性生理活性化合物の合成と医薬品開発への応用

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25293001
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 化学系薬学
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 西田 篤司 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (80130029)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: アルカロイド / ランドリン / グランジロジン / シゾコムニン / イルシナールA / マンザミンA / アレルギー性肺真菌症 / 抗メラノーマ薬

研究成果の概要

医薬資源として重要な多環性環状有機化合物の全合成研究を行った。1）シクロプロパン融合型インドリン骨格を有するランドリン類の世界初の不斉全合成に成功した。2）不斉Diels-Alder反応を用いてミノビンシンの不斉合成を達成した。３）スエヒトタケの培養液より単離されたシゾコムニンの全合成を行い、天然物の構造を実証した。４）光学活性イルシナールAの全合成を達成した。

自由記述の分野

医歯薬学