研究成果の概要 |
Adhesion GPCRに属するGPR56に対するモノクローナル抗体を作成し、その抗体がヒトグリア腫細胞の遊走をGq, Rho, Rhoキナーゼを介するシグナル伝達系を介して阻害することを明らかとした。GPR56の膜貫通領域とLatrophilinの細胞外領域からなるキメラ受容体がGABA作動性抑制ニューロンに存在すること、そしてLatrophilinのリガンドであるLatrotoxinからのシグナルを伝達する可能性を見出した。Ric-8がGタンパク質のユビキチン化とパルミトイル化という翻訳後修飾を制御することでGタンパク質シグナルの正の因子として働くことを明らかとした。
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