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2015 年度 研究成果報告書

ALS発症における神経―グリア連関と神経変性機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25293020
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 薬理系薬学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

三澤 日出巳  慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (80219617)

連携研究者 山中 宏二  名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (80446533)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード運動ニューロン / 筋萎縮性側索硬化症 / 神経変性疾患 / アストロサイト / ミクログリア / オステオポンチン / 細胞外マトリクス / 選択的脆弱性
研究成果の概要

筋萎縮性側索硬化症 (ALS)で変性する運動ニューロン(MN)は、FF、FR 及びSの3種に分類され、FF、FR 、Sの順序で変性が起こることが知られている。我々は、オステオポンチン (OPN) がFR及びS MN 特異的に発現し、ALSの病態進行に伴い細胞外で顆粒状沈殿を形成することを見出した。また、OPN KOマウスとALSモデルマウスの掛け合わせにより発症が遅延した。さらにOPNは、FFで特異的に発現するマトリックスメタロプロテアーゼ-9 (MMP-9)の活性化を促し、MNの脆弱性を高めることを確認した。以上より、ALSでの第2波のMN変性にOPN及びMMP-9が関与することが示された。

自由記述の分野

神経薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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