研究成果の概要 |
パーキンソン病治療薬の開発を目指し、線条体におけるPKCgの基質の同定を行った。 その結果PKCリン酸化モチーフを持つタンパク質、Connexin-43, Disk1, MADD, CSPa, Calnexin, Stathmin, bPIX, NogoA, Adducinを同定した。さらに、①bPIXはPKCgによりSer583, Ser340がリン酸化を受けDA遊離に関与すること②Connexin-43, MADD, Calnexin, Adducinもそのリン酸化がドパミン遊離の調節に関与すること③PKCgによるCSPaのSer10リン酸化は細胞生存について重要であることを示した。
|