研究課題/領域番号 |
25293063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 信州大学 (2014-2015) 独立行政法人国立循環器病研究センター (2013) |
研究代表者 |
沢村 達也 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (30243033)
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研究協力者 |
垣野 明美 信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 助教 (00534637)
藤田 佳子 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (30416218)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | LOX-1 / GPCR / クロストーク |
研究成果の概要 |
LOX-1とGPCRとの複合体形成について、アンジオテンシン受容体AT1のほかに、あるGPCR-Xとも複合体を形成することを見出した。酸化LDLがLOX-1に結合すると、AT1同様にGPCR-Xを介した細胞内シグナル伝達が起きた。また、SHRSPにAT1拮抗薬を投与すると、血圧が変化しない用量でも高脂肪食による動脈壁脂質沈着が有意に抑制された。さらに、凝固因子がLOX-1と複合体を形成することにより、LOX-1および凝固因子濃度依存的にトロンビン活性化が生じることも見出した。 これらの研究により、LOX-1と様々な分子が相互作用し、想定以上の多彩な生命現象を引き起こすことが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
薬理学
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