研究課題/領域番号 |
25293081
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
森下 和広 宮崎大学, 医学部, 教授 (80260321)
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研究分担者 |
谷脇 雅史 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (80163640)
中畑 新吾 宮崎大学, 医学部, 助教 (80437938)
市川 朝永 宮崎大学, 医学部, 助教 (80586230)
兼田 加珠子 宮崎大学, 医学部, 助教 (00533209)
西片 一朗 宮崎大学, 医学部, 助教 (50253844)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | HTLV-1 / 成人T細胞白血病 / NDRG2 / PTEN |
研究成果の概要 |
NDRG2は新規PTEN結合蛋白質であり、脱リン酸化による活性調節を行なうストレス応答因子であった。ATLを含む多くのがんでは発現低下し、PTENは高リン酸化・不活化型としてPI3K/AKTの恒常的活性化に関り、NDRG2欠損マウスはTリンパ腫を含み多種の癌を発症した。またNDRG2の発現低下は、canonical及びnoncanonical pathway両者を活性化し、NF-kB活性化に寄与していた。すなわちNDRG2はストレス応答に関わる重要な情報伝達系を負に制御し細胞の恒常性を保つ働きを持っており、NDRG2不活化はストレスによるがんの発症に大きく寄与する可能性を示唆した。
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自由記述の分野 |
分子生物学。血液学
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