研究課題/領域番号 |
25293101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
由井 克之 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (90274638)
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研究分担者 |
木村 大輔 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (50423637)
下重 美紀 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (00392340)
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連携研究者 |
吉田 裕樹 佐賀大学, 医学部, 教授 (40260715)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | T細胞 / マラリア / サイトカイン / 赤血球 / 免疫抑制 |
研究成果の概要 |
マラリア原虫感染のマウスモデルを用い、防御免疫応答を制御する新規の制御性T細胞を発見した研究である。マラリア原虫感染マウスでは、原虫特異的CD4+T細胞の中に抑制性サイトカインIL-27を産生し、他のT細胞のIL-2産生と増殖応答を抑制する細胞がいる。この細胞は、Foxp3+制御性T細胞、IFN-γ産生Th1細胞やIL-10産生Tr1細胞とは異なる細胞であり、Tr27細胞と命名した。Tr27細胞は、IL-27依存的に免疫応答を制御し、過剰な免疫反応を防ぐと考えられる。この細胞の活性を調節することにより、マラリア防御免疫を強化する方策の開発が期待できる。
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自由記述の分野 |
感染免疫学
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