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2015 年度 研究成果報告書

M細胞を起点とした病原体-宿主間相互作用の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25293114
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 免疫学
研究機関慶應義塾大学 (2014-2015)
東京大学 (2013)

研究代表者

長谷 耕二  慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (20359714)

連携研究者 三室 仁美  東京大学, 医科学研究所, 准教授 (80396887)
古澤 之裕  富山県立大学, 工学部, 講師 (80632306)
木村 俊介  北海道大学, 医学研究科, 助教 (40444525)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード粘膜免疫
研究成果の概要

粘膜免疫系の正常な機能には、免疫系細胞のみならず外部環境と接する上皮細胞による粘膜抗原の認識と選択的輸送が必要不可欠である。その中心的な役割を担うのは、パイエル板上皮層に存在するmicrofold(M)細胞である。本研究では粘膜面の宿主防御におけるM細胞の役割と微生物認識機構の解明を試みた。
粘膜感染症に対するM細胞欠損の影響を調べた結果、M細胞欠損マウスでは粘膜感染に対する抵抗性が減弱することが判明した。自然免疫系には大きな異常は認められなかったが、適応免疫系の異常が観察された。これらの結果から、M細胞は粘膜面における抗原特異的な免疫応答の発動に貢献していることが明らかとなった。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2017-05-10  

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