研究課題
基盤研究(B)
本研究では、ガスクロマトグラフ質量分析計と液体クロマトグラフ質量分析計とを用いて、がん患者血清において、がん特異的血中代謝物の変動パターンを捉えることで、がんプロファイリング診断システムを構築できるかを検証した。はじめに、4つの血中代謝物分析プラットホームを構築し、その分析手法を用いて、がん患者血清の分析を行い、バイオマーカー候補となりうる代謝物を見出した。さらに、「2-phase screening」という代謝物データを用いた新たな診断方法を提唱することができた。
医歯薬学