Neoatherosclerosisの本態解明と新規治療法の開発

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25293182
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 循環器内科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 木村 剛 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80359786)
• 研究分担者: 尾野 亘 京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00359275) ; 西英 一郎 京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30362528) ; 塩井 哲雄 京都大学, 大学院医学研究科, 講師 (50360095) ; 牧山 武 京都大学, 大学院医学研究科, 助教 (30528302) ; 齋藤 成達 京都大学, 大学院医学研究科, 助教 (20467484) ; 今井 逸雄 京都大学, 大学院医学研究科, 助教 (10625677)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 動脈硬化 / ステント / 血栓 / 狭心症 / 心筋梗塞

研究成果の概要

ステントによる冠動脈治療は現在、虚血性心疾患の標準的な治療となっている。薬剤溶出性ステント(drug eluting stent; DES)の登場により、治療後早期の再狭窄率が劇的に改善したが、DES留置後一年以降に生じる超遅発性ステント血栓症(very late stent thrombosis; VLST)と、遠隔期に生じるステント内再狭窄である‘late catch-up’現象が、重大な問題として残されている。最近になりステント治療後のneoatherosclerosisがこれらの共通の原因となる病態として注目を集めている。今回、我々はその本体について臨床的基礎的検討を行った。

自由記述の分野

循環器内科学