• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

アンジオポイエチン‐1を介した血管成熟化と特異化の分子機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25293183
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2015)
大阪大学

研究代表者

中岡 良和  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (90393214)

連携研究者 山下 潤  京都大学, 再生医科学研究所/iPS細胞研究所, 教授 (50335288)
小室 一成  東京大学医学系研究科, 循環器内科学, 教授 (30260483)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードangiopoietin-1 / 冠静脈 / 静脈洞 / 内皮細胞 / 血管形成 / 静脈分化
研究成果の概要

心臓を栄養する冠血管内皮の起源は明らかでなかった。我々は心筋細胞由来のangiopoietin-1(Ang1)の心臓での役割を検討した。心筋細胞特異的Ang1欠損マウスでは心外膜直下の冠静脈の形成のみが特異的に障害されて、一層内側の冠動脈形成には影響が見られなかった。心筋由来のAng1が静脈洞内皮を心房・心室内へと心外膜直下に遊走させて冠血管網を形成させることを明らかにした。また、ES細胞由来Flk1陽性内皮前駆細胞に対してVEGF,cAMPとともにAng1を作用させると静脈化させる作用があることも明らかにした。以上より、心筋細胞の分泌するAng1は冠静脈形成に必須であることが明らかとなった。

自由記述の分野

循環器内科学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi