研究課題/領域番号 |
25293215
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
松本 俊夫 徳島大学, 藤井節郎記念医科学センター, 副理事 (20157374)
|
研究分担者 |
福本 誠二 徳島大学, 藤井節郎記念医科学センター, 特任教授 (30202287)
安倍 正博 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 教授 (80263812)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | インターロイキン-11 (IL-11) / Wntシグナル / 骨芽細胞 / 脂肪細胞 / 骨髄腫 / 破骨細胞 / Pim-2 |
研究成果の概要 |
Wntシグナル系を介し骨芽細胞分化を制御するIL-11の欠損マウスを作成し、骨芽細胞分化の抑制による骨形成抑制に基づく骨量減少、および脂肪細胞分化の促進による脂肪組織の肥大化、これに伴うインスリン抵抗性や耐糖能低下を示すことを見出した。 骨髄腫細胞と骨芽・破骨細胞との相互作用により骨髄腫細胞で自らの生育を促進するPim-2の発現が高まり、骨髄腫の増殖や薬剤抵抗性を高めると共に、骨芽細胞でもPim-2発現が高まり骨芽細胞分化を抑制することを見出した。そして、Pim-2阻害薬が骨形成を促進すると共に骨髄腫の進展を強力に抑制することを見出し、新たな治療薬としての応用への道を開いた。
|
自由記述の分野 |
内分泌代謝学、骨代謝学
|