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2015 年度 研究成果報告書

GVHDによるホメオスタシス破綻のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25293217
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関北海道大学

研究代表者

豊嶋 崇徳  北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40284096)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード造血幹細胞移植 / GVHD / 腸幹細胞 / パネート細胞 / R-Spondin1 / defensin
研究成果の概要

同種造血幹細胞移植後の移植片対宿主病(GVHD)の新たな制御法の開発のため、標的臓器ダメージのメカニズムを研究し、正常組織のホメオスタシスの維持を司る組織幹細胞とそのニッチがアロ応答性T細胞の標的であり、腸内細菌叢を制御する内因性抗菌ペプチド産生機構もダメージを受け、生体のホメオスタシス、エコロジーの破綻がGVHDの病態形成に深く関与している可能性が示唆された。腸幹細胞増殖因子R-Spondin1は腸幹細胞・ニッチシステムの増殖因子で、レシピエントに短期投与することで腸幹細胞・ニッチシステムを保護し、GVHDを抑制し、二次的な感染症を抑制し、移植成績を向上させる新規薬剤治療として期待できる。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2017-05-10  

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