研究課題/領域番号 |
25293236
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
横山 詩子 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (70404994)
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研究分担者 |
市川 泰広 横浜市立大学, 医学部, 助教 (10555121)
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連携研究者 |
杉本 幸彦 熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (80243038)
西原 広史 北海道大学, 医学研究科, 特任准教授 (50322805)
荒川 憲昭 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科, 助教 (60398394)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 動脈硬化 / 小児 / 内膜肥厚 / リモデリング / 冠動脈 |
研究成果の概要 |
小児期における動脈硬化の前病変の進行の実態とその分子機序の解明は十分とは言えない。本研究では小児期から進行する動脈硬化性リモデリングの分子機構をPGE2-EP4シグナルに焦点を当てて解明することを目的とした。ヒト冠動脈平滑筋細胞では、プロスタグランディンE受容体のうちEP4が主要なサブタイプであった。内膜肥厚形成は0歳から71歳の10名全ての患者で観察されEP4の発現が認められた。生後32週齢のApoE-/- EP4+/+およびApoE-/- EP4+/-マウスの大動脈の解析から、EP4欠損によりプラーク形成は減少していた。これらより、EP4は動脈硬化の進展に寄与している可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
小児循環器
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