研究課題
基盤研究(B)
本研究では、精神神経疾患薬物療法の最適化を目的として、疾患モデル動物に種々の治療薬を投与し、神経機能に関連する放射性プローブを用いたイメージングにより同一個体における機能変化を評価するとともに、脳内遺伝子発現レベルの変化を解析し、薬効の個体差要因を検討した。さらに、治療効果に大きく影響する薬物代謝酵素活性や薬物動態の個体差要因となる機能性分子活性変動を患者個々に解析し、個別化薬物療法の基盤を与える新規分子標的放射性画像診断薬の開発を試みた。
放射性薬品学