研究課題
基盤研究(B)
代謝型グルタミン酸受容体1型(mGluR1)が脳だけでなく、メラノーマや乳がんなどの多くの腫瘍に高く発現することが知られている。現在まで申請者らは脳内mGluR1の新規PETプローブを開発し、世界で初めて臨床研究を開始した。今回、申請者らは腫瘍におけるmGluR1に選択的な新規放射性プローブである[18F]FITMと[131I]IITMを創出した。また、これらのプローブを応用し、mGluR1が腫瘍への関与を解明したうえ、mGluR1をターゲットとするPET腫瘍イメージングだけでなく、腫瘍に対する内照射治療効果を世界で初めて確認することができた
放射線科学