研究課題
候補化合物5-Fluoro-4'-thio-2'-deoxyuridine(FDST)の標識合成法として、H27年度に実施した[18F]F2を用いる方法は、特許の関係からスズ体を標識前駆体を用いたが、高価な原料を大量に用いること、副生成物の除去やサンプルの溶解性などの問題によって、目的物を得ることが困難であった。また、スクリーニング毒性試験の結果から非標識のFDSTを大量に含む[18F]F2による標識合成方法では安全性のマージンが低いことも明らかであったことから、[18F]Fアニオンでの標識検討を実施する事とした。具体的には、テトラキス(ピリジン)銅(II)トリフラートを用いてスズ体の[18F]F化反応を実施した。その結果、トレース量ではあるが、[18F]F標識体をTLCにて確認することに成功した。今後、標識条件の最適を行うことによって臨床使用可能な品質・収量の[18F]FDSTが得られる可能性が示された。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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