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2015 年度 研究成果報告書

メタボローム解析を用いたグリオーマにおける新規バイオマーカーの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 25293309
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関神戸大学

研究代表者

甲村 英二  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30225388)

研究分担者 篠山 隆司  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (10379399)
田中 一寛  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (70467661)
細田 弘吉  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90403261)
水川 克  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (80403260)
佐々木 良平  神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (30346267)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードglioma / metabolome / IDH / glutamate
研究成果の概要

MRスペクトロスコピー(MRS)とメタボローム解析で得られた2HG濃度を比較すると、MRSでは2HGを測定できない症例や過大評価してしまう症例が存在した。グリオーマ細胞にIDH1変異遺伝子を導入すると、グルタミン酸がIDH1変異による代謝変化に最も寄与し、2HGと共に有用なバイオマーカーになりうると考えられた。47例のグリオーマでのMRS解析で、IDH1変異陽性グリオーマでは2HG濃度の増加とともにグルタミン酸濃度の低下を認め、2HGとグルタミン酸の組み合わせでIDH1変異の有無の予測精度は向上した。このことからグルタミン酸はIDH1変異予測の新たなバイオマーカーとなりうることが示唆された。

自由記述の分野

脳腫瘍

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公開日: 2017-05-10  

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