研究課題/領域番号 |
25293316
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹下 克志 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30262009)
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研究分担者 |
齋藤 琢 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (30456107)
上原 浩介 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医 (20599063)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 骨軟骨代謝学 / 変形性関節症 |
研究概要 |
Runx2-floxマウスの作出を終え、CAG-Creなどとの交配にて実際にRunx2遺伝子が不活性化されることを確認した。Runx2-floxについてはCol2a1-CreERT2と交配させ、変形性関節症モデルの解析の準備を行っている。Runx3-floxマウスについてはCol2a1-CreERT2との交配を終え、現在変形性関節症モデルの解析を進めているが、Runx3のノックアウトによって変形性関節症が亢進することが明らかとなった。in vitroではRunx2, Runx3をDOX誘導性に発現する軟骨細胞株を作出し、分化段階の各フェーズで過剰発現させ、軟骨基質遺伝子や軟骨基質変性関連遺伝子、増殖関連遺伝子、アポトーシス関連遺伝子にどのような変化がみられるかを解析した。またRunx2, Runx3の3末端に3xFLAGタグを付けた同様の軟骨細胞株も作成し、クロマチン免疫沈降法シーケンスを行う準備を終えた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
マウスの繁殖も想定通りであり、Runx3については表現型の評価が固まりつつある。in vitroでも、Runxのメカニズムを詳細に解析するためのシステムは構築できた。
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今後の研究の推進方策 |
Runx3についての表現型は再現をとりつつ、Runx2のin vivoでの表現型を解析する。平行して、これまでに構築した細胞株を用いて、Runx2, RUnx3の標的遺伝子の相違を解析し、in vivoで見られた現象の背景を調べていく。
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次年度の研究費の使用計画 |
本年度の計画がおおむね順調に進み、次年度計画のための資金とした。 クロマチン免疫沈澱法シーケンスを行うために必要な試薬、機器類。 遺伝子解析に必要な試薬、機器類など。
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